星空観察会

2021.1.15
星空観察会

2021年星空展望@国民宿舎小豆島星空案内人

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明けましておめでとうございます。今のところ星空観察会については残念ながらコロナ禍で再開どころではありませんが、新しい年に希望を託して、2021年の星空展望について見ていきます。まずは惑星です。

昨年の12月に木星と土星が満月の直径の7分の1まで大接近して、望遠鏡の同一視野内に木星と土星が見られるほどでしたが、あれから木星がどんどん東に移動し、今年は8月頃から土星、木星の順に上ってきます。星空観察会のトップシーズンは夏ですので、ぜひ夏までにはコロナもおさまってほしいものです。

次に人気の流星群ですが、有名なペルセウス座流星群はピークが8月13日午前4時頃となりますので、12日の夕方から一晩中見ることができます。月齢も4ですIMG_0032ので、月に邪魔されることもなく、今年は絶好の条件だといえるでしょう。気候もいいので、当日はぜひ夜空を見上げていただきたいと思います。もちろん、コロナ禍がおさまれば星空観察会も実施しますので、その際はぜひお集まりください。

次にふたご座流星群ですが、ピーク時刻が12月14日の午後4時頃、月齢が11と、残念ながら条件はあまり良くありませんが、何しろ一年で一番多く流れる流星群ですし、昨年は当たり年といえるくらいたくさん流れました。今年もいっぱい流れると思いますので、ぜひご注目ください。

ところで近年は機材の発達により、カメラによるライブ動画が実用的になってきています。案内人もこれまではまだまだだなぁと思ってきましたが、昨年のふたご群で初めてライブ動画で見たところ、想像以上によく見えるのでびっくりしました。ペルセウス群やふたご群ではまたyoutubeなどでライブ動画があると思いますので、ぜひお試しください。日本全国でやっていますので、天候のいいところを選んで見ることができるのもお勧めポイントです。

世の中は緊急事態宣言などで大変ですが、今年も星空はふだんと変わらず輝いています。また再開できるようになりましたら改めてお知らせしますので、どうかよろしくお願いいたします。

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