星空観察会

2019.9.4
星空観察会

金とプラチナと宇宙@国民宿舎小豆島星空案内人

おおぐま座回転花火銀河M101宇宙はほとんどが水素やヘリウムなどの軽い元素でできていて、水素とヘリウムだけで99.9%を占めるといわれています。太陽などの恒星もほとんど水素でできていて、水素がヘリウムに変わる核融合反応によって明るく輝いています。

では他の元素はどのようにできるのかというと、原子番号26の鉄までの元素は恒星内の核融合反応でできますが、金やプラチナなどの重金属がどのようにできるのかはこれまでよくわかっていませんでした。仮説としては、超新星爆発で原子が中性子をブクブク吸ってできるのではないかといわれていましたが、最近の重力波の研究から、中性子星の衝突によって生成されるのではないかという説が有力になっています。

金は王水と呼ばれる硫酸と硝酸を混ぜたものりょうけん座子持ち銀河M51以外では溶けない、極めて安定した物質ですが、逆にいえばそれだけ錬金術で金を作り出すのは難しいということでもあります。卑金属から金を作り出すのに初めて成功したのは、日本の著名な物理学者である長岡博士といわれていますが、これもはっきりしたところはわかりません。

現代では、原子炉を使って原子番号80の水銀から原子番号79の金を作り出すことも一応可能ですが、ものすごく費用がかかってとても採算が合わないので、あくまで実験の範囲内でしかなく、やはり金を作りだすにはハリーポッターで有名な賢者の石を探し出すしかないようです(笑)。ちなみに万有引力の法則で有名な物理学者ニュートうみへび座南天の回転花火銀河M83ンも、一生懸命賢者の石を探したことが知られています。

ということで、女性ならおそらく金やプラチナの装飾品の一つや二つは持っていると思いますが、それらはすべて地球ができる46億年以上前の中性子星の衝突でできた宇宙由来のものということになります。それくらい貴重なものですので、金やプラチナを持っている方はぜひ大切にしてください。

なお、国民宿舎小豆島の星空観察会は、興味のある方なら事前の申し込みなしでいつでもどなたでも参加いただけます。特に無風快晴の時は高確率で開催していますので、電話(TEL 0879-75-1115)で開催の可否や開始時間を確認の上、国民宿舎小豆島本館屋上まで直接お越しください。

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