星空観察会

2016.10.25
星空観察会

星空観察会と視力検査@国民宿舎小豆島星空案内人

M81M82ボーデの銀河視力_R

先日の星空観察会で、ちょっと驚いたことがありました。小学生くらいの男の子が入口のところのボイラー制御盤の水温表示を指差して、「あの77いうんは何?」と聞いてきたのですが、水温表示は赤くて小さい上に相当離れており、3分の1くらいの距離まで近づかないとわからないほどです。その場に居合わせた他の人にも数字がわかるかどうか聞いてみましたが、全員わからないとのことでした。

一般的に人間の目は口径7ミリの望遠鏡と同じといわれています。若い人の場合は最大10ミリくらいまで開きますが、年とともにだんだん小さくなり、70歳くらいだと4ミリくらいになるということです。そういえばその時に年配の方もいましたが、他の人が見える散開星団M23の砂粒のような星がどうしても見H270815-M57-1トリミング視力_Rえないと言ってました。満月近い月明りがあって条件が悪かったこともありますが、結局見ていただけませんでした。

案内人は最近でこそ暗いところや小さな文字が見えにくくなってますが、昔は結構視力自慢で、免許証更新時の視力検査では一番下まで言わされたあげく、「視力2.0ですが必要ないですね」と言われたこともあるほどです(笑)。さんざん望遠鏡を覗いてきた経験値もありますので、視力にはかなり自信を持っていましたが、子どもや若い人にはもしかしたら全然違うものが見えているのかもしれないと思うようになりました。

星空観察会では、メインの対象を見てもらった後に必ず視力検H280831-M33-1_R査をするようにしています(笑)。春ならおおぐま座のM81、M82のハの字型に並んだ銀河ペア、夏ならこと座M57ドーナツ星雲の真ん中の黒く抜けたところ、秋ならさんかく座のM33銀河のモヤモヤ、冬ならオリオン座リゲルの小さな伴星などです。その他、夏から秋にかけては球状星団のツブツブやこと座ダブルダブルスターなどでも視力検査を受けてもらっています。

どれもたいてい見える人と見えない人に分かれますが、人に見えて自分に見えないとくやしいのか何回も挑戦する人が多く、やっと見えるとすごく喜ばれます。多分達成感があるんだと思います。見えない原因は、イメージが合わなかったり乱視があったりといろいろだと思いますが、毎回盛り上がって楽しい会になりますので、ぜひ星空観察会の視力検診を受診してみてください(笑)。

なお、国民宿舎小豆島の星空観察会は興味のある方ならどなたでも参加いただけます。開催時間は直前になりますが国民宿舎小豆島のツイッターやフェイスブックでお知らせしていますので、確認の上国民宿舎小豆島本館屋上まで直接お越しください。 

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