星空観察会

2016.10.15
星空観察会

星空観察会の天体望遠鏡@国民宿舎小豆島星空案内人

Alter-7

今回は星空観察会で使用している天体望遠鏡について紹介します。

まずはメイン望遠鏡である口径18センチのロシア製マクストフカセグレン式望遠鏡です。通称バズーカ砲(笑)で、この形式の望遠鏡にしてはFが明るく、副鏡も比較的小さいので高倍率から低倍率までオールマイティに使える望遠鏡です。また、主鏡を移動させてピントを合わせるタイプなので合焦範囲が広く、双眼装置がそのまま使えるなどのメリットもあり、一番よく使っています。土星などの惑星はこれが一番よく見えます。

次にサブ望遠鏡として活躍している口径9.8センチの屈折望遠鏡です。レンズ設計はロシア、レンズ素材は日本、FLT98製造は台湾という国際色豊かな望遠鏡で、いわゆるフォトビジュアル(写真眼視兼用)望遠鏡です。どちらかといえば写真寄りの設計ですが、眼視でも三枚玉アポクロマートという高性能な光学系により、特に低倍率で見る星像はすばらしいです。また、屈折望遠鏡の特長としてコントラストが高く、月はこれで見るのが一番です。星空観察会トップ画面に掲載しているアンドロメダ大銀河、オリオン大星雲、すばる・プレアデス星団はこの望遠鏡で撮影しました。

次に口径10センチの対空双眼鏡です。以前にも紹介しましたが、天の川を流したり、アルビレオなどの離角の大きい二重星を眺めたり、アンドロメダ銀河やすばる・プレアデス星団などの大型の星雲・星団を見るのにBJ100RB-2向いています。双眼鏡は両目で見るため疲れにくく、まるで宇宙空間にいるような感覚にとらわれることすらあるなど、双眼鏡ならではの独特の世界があります。また、この中で唯一の日本製です。

最後に番外編として口径20センチの台湾製リッチー・クレチアン式反射望遠鏡です。いわゆるアストログラフ(写真用望遠鏡)で、副鏡が口径の半分近くあるので高倍率は苦手ですが、理論上視野中心は無収差であり、低~中倍率なら口径なりにそこそこよく見えるので時々出てくるかもしれません。基本的に高倍率を使うような対象がなく、星空観察会の後で天体写真を撮る時に使っています。星空観察会フォトギャラリーの天体写真のうち、アンドロメダ大銀河など大型GS-200RCの星雲・星団以外はほとんどこれで撮影しています。

それぞれ得意・不得意があり、どれが上でどれが下というものでもありません。その時々に見られる天体などによって使い分けていきますのでご期待ください

なお、国民宿舎小豆島の星空観察会は興味のある方ならどなたでも参加いただけます。開催時間は直前になりますが国民宿舎小豆島のツイッターやフェイスブックでお知らせしていますので、確認の上国民宿舎小豆島本館屋上まで直接お越しください。

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