星空観察会

2018.12.2
星空観察会

流れ星と彗星を見よう@国民宿舎小豆島星空案内人

IMG_002912月になり、今年も一年で流れ星が最も多く流れるふたご座流星群の日が近づいてきました。また現在、ウィルタネン彗星が地球に近づいており、最接近時には光度3等台と、肉眼彗星になるとみられています。この機会に、めオリオン座と流星トリミング_Rったに見られない流れ星と彗星を一気に見てしまいましょう。ちなみに天体望遠鏡はなくてもかまいません。流星群は肉眼でないと見られませんし、彗星も、双眼鏡くらいはあった方がいいですが、肉眼でも観察は可能です。

さて、まずはふたご座流星群です。今年の極大(最も多く流れる時間)は12月14日の午後9時頃と絶好の条件で、月も月を見るのに最も適した上弦の月ですから月を見てもおもしろく、星雲・星団を見るのにもそれほど影響がないという絶好の星空観察会日和となります。流星数は1時間に40個程度ですが、全天を一度に見られるわけではないので、たぶん1時間に10~20個程度見られると思います。流星群は数あれど、ふたご群は絶対に裏切らない流星群として天文ファンの間では有名です。まあ天気には裏切られるかもしれませんが(笑)。

次にウィルタネン彗星です。ウィルタネン彗星は1948年にウィルタネンが発見した周期5.4年の周期彗星で、周期彗星がこんなに地球に近づいて明るく見えるのは珍しいです。最接近は12月16日ですが、この日はちょうどおうし座アルファ星アルデバランとすばる・プレアデス星団の間のすばる・プレアデス星団寄りのところに見えてみつけやすいので、東の方向が暗い場所でぜひご覧ください。最接近前後で晴れた日は、もちろん星空観察会でも天体望遠鏡で見ていただく予定です。

なお、国民宿舎小豆島の星空観察会は、興味のある方なら事前の申し込みなしでどなたでも参加いただけます。特に無風快晴の時は高確率で開催していますので、電話(TEL 0879-75-1115)で開催の可否や開始時間を確認の上、国民宿舎小豆島本館屋上まで直接お越しください。

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