星空観察会

2018.11.8
星空観察会

秋の散開星団@国民宿舎小豆島星空案内人

ペルセウス座二重星団すばる・プレアデス星団M45星雲・星団は、大きく分けると数十~数百の星がまばらに集まった散開星団、数万~数十万の星がびっしりボール状に集まった球状星団、ガスが星の光に照らされて光る散光星雲、星の最後の姿である惑星状星雲と、銀河系の外にある数千億の星の集まりである銀河があります。

それぞれ大変興味深い姿を見せてくれますが、散開星団は、写真で見るとカラフルかつ様々な形をしている星雲や形のおもしろい銀河に比べ、どうにも地味な存在です。昔の屈折望遠鏡は色収差が多かったので輝星が大きく写って写真では見栄えが良かったのですが、最近の屈折望遠鏡は色収差が少なくなり、散開星団はかえって地味に見えるようになりました。しかし、眼視では打って変って、主役級の見応えがあります。

星は主に水素でできたガスが重力で集まって生まれるため、ほとんどの星はまず散開星団として生まれます。それが2億年に一回銀河系の周りを回っているうちに他の星の重力などでだんだんバラバラになっていきます。太陽も20回以上銀河系を回っているうちに星団から離れ、今のように一人ぼっちの星になったと考えられています。ちなみに太陽は、散開星団では珍しい年老いた星が集まったかに座のM67がふるさとではないかといわれています。M67は天の川がない春には数少ない散開星団で、星空観察会でも見ていただいています。ぎょしゃ座散開星団M37

秋から冬にかけての星空には、ずばる・プレアデス星団をはじめ、ペルセウス座二重星団やM34、ぎょしゃ座の三者三様の姿を見せるM36、M37、M38、カシオペア座M52やNGC7789、アンドロメダ座の大型の散開星団NGC752など、数々の散開星団が隠れています。例えばカシオペア座のNGC7789は200以上の星の大集団で、非常に遠くて暗いためなかなか見られませんが、空の状態がいいときは淡いぼんやりとした光芒の上にいくつかの星が見え、宇宙の神秘を感じさせてくれます。星空観察会でぜひご覧ください。

なお、国民宿舎小豆島の星空観察会は、興味のある方なら事前の申し込みなしでいつでもどなたでも参加いただけます。特に無風快晴の時は高確率で開催していますので、電話(TEL 0879-75-1115)で開催の可否や開始時間を確認の上、国民宿舎小豆島本館屋上まで直接お越しください。

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