星空観察会

2017.4.7
星空観察会

最近の天文学の話題から@国民宿舎小豆島星空案内人

へび座M16星雲創造の柱最近の天文学の発展はめざましく、昔の本で学んだ知識はもうほとんど全部書き換えられたと言ってもいいくらいです。なので今回は、天文学に関して最近発表された興味深い話題をいくつか取り上げます。

まずは宇宙も少子高齢化?という話題です。日本のすばる望遠鏡も参加した国際チームの発表によると、宇宙に生まれてくる星の95%はすでに誕生しており、これから生まれてくる星は宇宙全体のわずか5%に過ぎないのではないかということです。宇宙の年齢は約140億年ですが、半分の星は90億年前より以前に形成され、ピークは約110億年前とみられるそうです。わが小豆島も少子高齢化に悩まされていますが、宇宙もそうだったとは(笑)。

次に銀河の数についてです。銀河の数はこれまで1000億~2000創造の柱2トリミング億と考えられてきましたが、ハッブル宇宙望遠鏡で収集された膨大な画像データの分析から、最大で20倍の約2兆個もの銀河があることがわかったとのことです。一つの銀河に平均して1000億~2000億の恒星があると考えられますので、このブログのタコとエイリアンとUFOという回で、恒星の数を2000億×2000億くらいと書いたのを早速訂正しなければいけません。まあどっちにしてもイメージできるようなレベルの数ではありませんが。

次は3分の1がダイヤモンドでできている星が発見されたという話題です。地球からわずか40光年の距離(とはいっても400兆キロもありますが)にある、かに座55番星eという惑星がそれで、表面をちょっと削って持って帰れたらとんでもないお金持ちになれそうですが、表面温度は約2000度ですので近づくだけでこっちが溶けてしまいそうです。しかも大量に持って帰ると、供給過多であっという間に石ころ並みの価値になってしまいそうなので、ここはそっとし400f5596といた方がいいかもしれません。

写真は上から案内人が撮影したへび座(頭部)にあるM16わし星雲と、その中にある通称「創造の柱」のクローズアップ及びハッブル宇宙望遠鏡による同じ場所の写真です。創造の柱は、今まさに星が生まれようとしている姿として有名になりました。決して比べてはいけませんが(笑)、星の位置などから、とりあえず同じところの写真であることはわかると思います。ただし最近の研究では、星が生まれようとしている姿というよりは、ガスの塊が崩れつつある姿ではないかともいわれています。案内人の眼には、いて座の半人半馬の賢人ケイローンが赤子を抱き上げているように見えますが、もしかしてケンタウロス族の不良がカツアゲしているのかも(笑)。

なお、国民宿舎小豆島の星空観察会は、興味のある方ならどなたでも参加いただけます。開催時間は直前になりますが国民宿舎小豆島のツイッターやフェイスブックでお知らせしていますので、確認の上、国民宿舎小豆島本館屋上まで直接お越しください。

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